今回はバンテリンドームナゴヤの観戦レポートをお届けします。
管理人は東京在住の中日ドラゴンズファンなので、バンテリンドームに行けるのは年間数試合程度ですが、毎回テンションMAXになります。

バンテリンドームは中日ドラゴンズの本拠地球場だね。ドーム球場は天候に左右されないから遠征で行くのも安心だね

バンテリンドームナゴヤの魅力や、訪れる際の注意点などをまとめましたのでぜひご覧ください。
球場へのアクセス(公共交通機関)
バンテリンドームナゴヤまでのアクセス方法をまとめます。※2025年3月現在
名古屋駅からのアクセスを中心にご紹介します。
地下鉄
一番分かりやすく、間違いがないルートが地下鉄です。
バンテリンドームの最寄駅は名城線・ナゴヤドーム前矢田駅。
名古屋駅(地元では名駅(めいえき)と呼ばれます)からは地下鉄が2路線出ており、どちらに乗っても名城線に乗り継ぐことができますが、おすすめは赤色の桜通線で久屋大通駅まで行き、名乗船に乗り換えるルートです。
料金は270円。管理人は東京でモバイルPASMO(スマホでタッチする)を使用していますが、名古屋の公共交通機関でも問題なく使えます。
ナゴヤドーム前矢田駅の改札を出ると、ドラゴンズロードがお出迎え。監督や選手の写真がずらっと並び、ファンをお出迎えしてくれます。推しの選手前で記念撮影をする人もちらほら。
なお、名古屋駅からナゴヤドーム前矢田駅までは30分弱で到着しますが、ナゴヤドーム前矢田駅からドームの入り口までは10分くらい歩きますので時間には余裕を持って動きましょう。

JR
JRで向かうこともできます。ナゴヤドーム前矢田駅からバンテリンドームまでの混雑が煩わしいという方や、尾頭橋(おとうばし)駅(ナゴヤ球場(二軍の本拠地球場)の最寄駅)から移動するという方はJRが便利です。料金は210円です。大曽根駅からドームまでは徒歩15分程度です。
余談。親子ゲームについて
話は逸れますが、日程をうまく調整すると「ナゴヤ球場で二軍のデーゲームを見て、その後バンテリンドームナゴヤで一軍のナイトゲームを見る」ことができます。俗に「親子ゲーム」と呼ばれます。一軍にいるけれどスタメンで出ない若手の選手などは、二軍の試合の前半に出場して、試合途中で移動する(いなくなる)という場合もあります。移動して1日2試合観戦するのはなかなかに体力が必要ですが、選手の大変さの一端を垣間見ることができます。機会があればチャレンジしてみてください。

基幹バス
名古屋には「基幹バス」という交通機関があります。
見た目はまるっきり普通の路線バスなのですが、「バスレーン」という専用の車線があり、渋滞の影響を受けず、定時運行ができる仕組みになっています。
系統「基幹2」に乗って「萱場(かやば)」というバス停で降りると、進行方向向かって左手がバンテリンドームです。料金は210円です。
ドームの屋根が見えますので迷うことはないと思います。外野側の入場ゲートを使う場合は特に基幹バスが便利です。
球場に到着!
バンテリンドームは2階に入場ゲートがあります。ナゴヤドーム前矢田駅からの場合は右手が一塁側、左手が三塁側となっています。
写真には写っていませんが、右手にベンチスペースがあり、ここでユニフォームを羽織ったり、イオンで購入した食事を食べることもできます。(屋根はないので晴れの日限定ですが)

チケットはドラチケなどで事前に購入しておきましょう。
紙チケットのほか、電子チケットも選択可能です。
グッズショップ
バンテリンドームに隣接するイオンモールにドラゴンズショップがあります。
あまり広さはありませんが、選手のユニフォームやタオル、各種グッズ、お土産用のお菓子などがあります。
また、ライトスタンド側の入場口近くに「プリズマクラブ」というショップがあります。品揃えも幅広く、ビジターチームのグッズも置いてありますので、どちらのチームのファンの方も立ち寄ってみると楽しいと思います。(時間帯によっては長蛇の列なのでご注意を!)
その他、球場内の通路にもいくつかショップがあります。応援グッズを現地調達するのも楽しいです。
ただし人気の選手のグッズは一時的に売り切れていることもあります。
球場近接のショップのほか、名古屋駅と栄のオアシス21にもショップがあります。忘れずにチェックしてみてください。
ドアラ神社
忘れてはいけないのがイオンモール内にあるドアラ神社。お参り(?)をして、絵馬を書いて奉納(?)することができます。もちろん無料です。

管理人が訪れた時は、選手の使用グッズが飾られていました。

イオンモールのフードコートやスーパーのお惣菜コーナーを利用するついでに寄ることができますよ。ぜひ訪れてみてください。
いよいよ入場!
いよいよドーム内に入場します!
注意点として、バンテリンドームは食べ物の持ち込みは禁止されています。あらかじめ食事を済ませてから入場するか、ドーム内で食事を取るか、試合終了後に食事をするかの三択になります。
飲み物については、2025年から条件が緩和され、一部のペットボトルの持ち込みが可能となりました。
<持ち込み可能なペットボトル>
・容量750mL以内のものをおひとり1本まで
・アルコール類以外の飲料
・凍らせていないもの水筒、タンブラーなども従来通り個人の熱中症予防・対策に限り、お持ち込みいただけます。
ただし、過度に大きな容量で複数人にシェアするもの、アルコール飲料及びアルコール希釈を目的とするものは、持ち込み不可です。 プロ野球開催時のペットボトル持ち込みに関するご案内 | ニュース&トピックス | バンテリンドーム ナゴヤ
開場は試合開始時間の2時間前から。18時試合開始なら、16時開場です。
チケットは何があっても忘れずに!
観戦の際の持ち物についてはこちらもご覧くださいね。
コンコース(通路)からスタンドへ入る瞬間は、何度球場を訪れても本当にワクワクします。

16時に入ると、ビジターチームが打撃練習を行なっています。
プロの打撃練習は見ていて本当に飽きません。普段ホーム球場に通っている方で、ビジターチームの遠征でいらっしゃった方には貴重な時間ですね。
売店で食事を買ってきて、食べながら打撃練習を見るのもおすすめです。
席からの見え方
チケットを購入する際、どの席を買えば良いのか迷うこともあると思います。
ご参考までに、席からの見え方をご紹介します。(管理人がドラゴンズファンなため、内野は全て一塁側からの写真となっていますがご了承ください)
内野(バックネット寄り)
バックネット寄りのお席です。バッターボックスにも近く、とても見やすいです。
ヒーローインタビューもほぼ正面。スクリーンもほぼ正面で、さらにお席もゆったりしています。
デメリットは価格が高いことくらいでしょうか。正直、お金が無限にあるなら毎回このあたりの席でもいいかな、と思っています。




内野(真ん中の通路より上側)
一塁側の内野からです。真ん中の通路より少し上側で、投手、野手、内外野の守備がバランスよく見える席です。防球ネットも気になりにくく、初めて球場で野球を見る方におすすめできる席です。

内野(前方)
同じ内野でも、前方の席になると見え方が変わってきます。
グラウンドレベルに目線が近くなり、より臨場感を感じながら観戦することができます。
イニング間のイベントでドアラさんやチアドラゴンズのパフォーマンスをじっくり見られるのもこのお席。本格的なカメラで写真を撮る方が多いのもこのエリアです。
注意点としては、慣れない方はネットが邪魔に感じることもあるかもしれません。また、スタンド入り口から席までの高低差があるため、階段の上り下りがあります。小さいお子様との観戦の場合や、足に不安がある方は頭に入れておくと良いでしょう。

外野(ライトスタンド)
野球応援といえば外野!
そんなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。バンテリンドームでは、ライトスタンドはホームチーム側・つまり中日ドラゴンズの応援席となります。ビジターチームのユニフォームを着ての応援はできないのでご注意くださいね。
外野応援に興味がある方は、ぜひこちらの記事もチェックしてみてください。
外野席の醍醐味は、なんといっても声に気持ちを乗せて全力応援できること!それからチケット代が抑えられるのも嬉しいポイント。
内野からは遠くなりますが、その分、テレビ中継では映らない守備位置の工夫に気づくことができますよ。打者によって守備位置を変えるのは当たり前。外野手同士、内外野で声を掛け合って確認をする様子を見られるのも外野ならでは。少々マニアックかもしれませんがぜひ注目してみてください。

外野後方の席ですとビジョンは見切れてしまいますので、正面の小さなスコアボードが頼りです。

外野(レフトスタンド)
外野応援したい!でもライトスタンドが満席でチケットが取れない!
そんな時にはレフトスタンドをチェックしてみてください。外野応援席がレフト側にも設定されています。
ライトスタンドと異なるのは、ビジターチームの応援席があること。ビジター専用の席と、混合のお席がありますのでチケット購入の際は注意。
相手チームの応援を近くで眺めるのもなかなか興味深いものです。
また、意外なメリットとして「ビジターチーム側のトイレは、自分が行きたい時には空いている」こと。どういうことかというと、多くのファンは「攻撃の時に応援し、守備の時にトイレに行ったり食べ物の買い出しにいくことが多い」ため、自チームが守備の時=相手チームの攻撃の時なので、ピークが被らないのです。

パノラマ席
写真がなく恐縮ですが、5階席です。
エスカレーターやエレベーターを使って5階まで上がることができます。
フィールド全体を眺めることができ、開放感という意味では随一のお席です。チケット代が抑えられるのも嬉しいポイント。
注意点としては、高所恐怖症の方は怖いと感じる方もいらっしゃるかもしれません。5階の売店は2階と比べて空いている傾向にあるので、のんびり観戦したい場合はパノラマ席がおすすめです。
球場グルメの紹介
おすすめの球場グルメをご紹介します。
一番有名なのは、焼き鳥とりしげさんの「がぶりもも焼き」でしょうか。いつも長蛇の列で、途切れているところを見たことがありません。いつも食べたいな、と思いながら列の長さに負けて諦めています。いつか食べられる日が来るでしょうか。
ふる里さんのみそ串かつや焼きそばはTHE・スタグル!といった風情で大好きです。
ナゴドルチェさんではクレープなどスイーツを販売しています。選手プロデュースメニューも人気です。
その他、イベント期間限定のフードがあったりしますので、ホームページやSNSで情報収集をして行くことをお勧めします。
おすすめしていくとキリがないのですが、管理人が個人的におすすめしたいフードを2つご紹介します。
一つ目は3階・大幸横丁のふる里さんでいただける名古屋鉄板ナポリタン!
これを食べたいときは、デーゲームの日に早めに球場入りして、真っ先に大幸横丁に行って注文します。大幸横丁はフードコートになっています。球場の中に座って落ち着いて食べられる飲食ブースがあるというのはなかなかレアだと思います。

大幸横丁には知多海という回転寿司のお店もあります。こちらはテイクアウトのお寿司もあり、2階の売店が混みすぎている時はこちらにお世話になっています。
ちなみに大幸横丁の奥(通路から入って左側)には「ドラゴンズワールド」というコーナーがあり、中日ドラゴンズの歴史を知ることができます。

さらにその奥には外野フェンスの高さを体感できるコーナーやピッチングを体験できるコーナー、さらにファンクラブのポイントをグッズに交換できるFCカウンターがあります。
中日ドラゴンズのファンクラブに入会されている方は忘れずに立ち寄っていってください。

もう一つのおすすめはピザ。
5階の端っこ、一番レフトスタンド側のお店です。注文から少し時間はかかりますが、なんと生地から焼いてくれます。

生地はモチモチ系です。思わずおかわりしたくなる美味しさ!(この日は我慢しました)

試合中、そして試合終了後
プレイボール!
試合が始まったら目一杯楽しみましょう!
選手の一挙一投足をじっくり見るもよし、推しの選手を思いっきり応援するもよし。
少し疲れたらコンコースで休んでもいいですし、お腹が空いたらフードを買いに行きましょう。
席を離れるタイミングの注意点としては「自分が一番見たいものを見逃さないようにする」ことでしょうか。例えば推しの選手の打順が次の回に回ってくるならその回が終わってからにしよう、など試合展開を見て考えると後悔が少なく済むでしょう。
とはいえ何をするもしないも、強制されるものではありません。周囲に配慮しながらも、ご自身が楽しめるように過ごしてくださいね。
複雑なプレーの場合、解説がないと分かりづらい場面もあると思います。初めのうちは野球を知っている人と一緒に行くと解説してもらえて安心でしょう。とはいえそういう人が周りにいなかったり、予定が合わない場合もあるでしょう。そんな時は一球速報をスマホでチェックしたり、ネット中継で動画を確認するのもアリですよ。(スマホを見る時はボールの行方に十分ご注意くださいね)
ドラゴンズが勝つと、ヴィクトリーショーが行われます!

ドラゴンズファンの方は、勝利を信じてペンライトを忘れずに持って行きましょう!

その後、活躍した選手のヒーローインタビューがあります。
お時間が許せば最後まで楽しまれることをお勧めしますが、混雑に巻き込まれたくない、帰りの交通機関の時間が決まっている等の場合はさっと席を立つ決断も必要です。
バンテリンドームの場合、ナゴヤドーム前矢田駅を利用するお客さんが多いため、帰り道はどうしても時間がかかると思います。時間には余裕を持って動かれることをお勧めします。
プロ野球の試合は毎試合3万人前後の観客が集まる一大イベントです。帰りはどうしても人が集中してしまうので、ご自身の事情に合わせて判断してくださいね。
まとめ
今回は、バンテリンドームナゴヤについてまとめました。
これからバンテリンドームを訪れる方のご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。